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暗渠に滴る悦楽と苦悩の雫。 憂いの天使の秘谷に湧く甘露の泉。 存在の罪に震える器官からの分泌物。 魂の最奥の虚に響く水音を閉じ込めた水琴窟。
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…3週間前にロック歌手R(エール)に手紙を出したけど、返事が来ない。
 嫉妬深いマネージャーのせいだ!
 Rを愛する気持ちは誰にも負けない…

そんな電波受信系少女の独白から映画は始まります。

1

DER FAN

邦題『トランス 愛の晩餐』 1982年西ドイツ映画。
エックハルト・シュミット監督作品。

「…ウルムの大聖堂に彼と一緒に来たい。
  長い階段を一緒に上るのが私の一番の夢だから…

 …階段の前で彼は私の手を取る…
 …彼の優しさに体が震え
 …唇が重なり合い、彼の舌が動く」

妄想って、やばいです。 
妄想派の私がいうのもアレなんですが。
他人の妄想はこわいね、っとことで。

映画自体は無闇に展開がだるいです。
ひと頃の日本の青春映画的な。
93分なんだけど、63分でいいんじゃないのかな。
DVD持ってるから観たけど、わざわざ観るような出来ではないと思います。
ではなんでDVD買ったのかといえば、[ヘア無修正版]だったからとしかいいようがありません。
主人公シモーネ役の女の子が可愛いんですよね。


で、かわいいので、家出して会いに行ったRにも声をかけられ、「俺と休暇を過ごそうぜ」みたいな展開に。
有頂天のシモーネ。

2

ところが愛するRに処女を捧げた喜びに浸る間もあらばこそ、R氏は当然やり捨ての腹。
そそくさと身支度を整え出て行こうとするわけです。

3

涙のシモーネ。

以下ネタバレにつき追記で。
ここで教訓。捨てる女に背を向けるな!
R氏、余裕で背中向けちゃって…ゴン、と。

愛するひとを保存したいと願うのは自然な感情。かな?
シモーネ、R氏の解体・保存作業に入ります。

4

床の血を舐めとる。

5

電ノコにこびりついた血も舐めとる。

6

そう、この血を舐めるというところからも読み取れるように、
彼女の狙いは冷凍庫の中への保存ではなくて、己の中への保存。
気持ち、ちょっと分かります。よね?
愛の聖餐?

7

ただこの後を見ると…

8

9

…骨粉化。
あれ? 単なる証拠隠滅?
わからないね、女心は。

はっきりいって、この追記のシーンしかみるべきものはない映画です。
このシーンだけのために税抜3800円を投じた私です。
元を取るためにここだけ何度も見ようか…という気にはあまりならないですね。
今日も結局あくびしながら全部見てしまいました。


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